2008年 08月 25日
法善寺の『さち』 |
カウンターにぎっしり7席? カラオケは8トラック(レーザーだったかも〜)。お客さんは、高齢化日本を先取りしたような、シニア、シニア、シニアの連れ、シニア、シニア、シニア、シニアの若い妻?といった顔ぶれ。私のような若輩にはわかりませんが、一時代を築いた企業戦士や文化人の方が、たくさんおみえだそうです。
恩師につれられて行って以来、もうやみつき。だって、久しぶりの年少組。「若い奴にはわかれへんっ!」なんて怒鳴られるのも、いいものです。
この店で出くわしたのが、川柳の師匠。まぁ、これがまた、エスプレッソを1000倍に濃縮したような濃い人生と、フツー人には飲めない性格をカラダに押し込めて、自動四輪歩行器で法善寺界隈を闊歩しています。私も松葉杖のうちに、歩行器の師匠に「あんた遅いな」なんて怒られながら、「先生電動やんか、ずるい!」なんてぶつぶつ言いながら歩いてみたい。
法善寺の『さち』、昭和の『さち』、佳き時代の『さち』、シニアの『さち』…。良いことも、悪いことも、悲しいことも、うれしいことも。いろんな恵みが、ほろほろと落ちている、小さなお店です。(師匠のすごい話、次回につづく)(写真は京都のお寺さんです。法善寺とはまったく関係がありません。なーんとなくイメージです。ごめん)
次回、予告編。
師匠の凄さの一部を、作品でご紹介します。
こうなれば 生きるだけ生き 邪魔をする
脳検査 されたが悩み 見つからず
大丈夫 涙出るなら 生きている
by earlgrey01
| 2008-08-25 20:18